「 かんばん方式 」

　トヨタ自動車が発案、実施している生産管理方式をいう。「必要なものを、必要なときに、必要なだけ作る」という考え方に基づいた在庫をできるだけ持たない生産の仕組みをいう。「かんばん」は部品納入の時間、数量を明示した作業指示書で各部品箱についている。後工程で新しい部品箱の最初の一つを取り出したとき、その部品箱の「かんばん」を外して前工程や部品メーカに戻し、その部分だけ部品を補給する。最近では、異業種や米国でも注目されている。