温室効果
- よみ
- おんしつこうか
- 英語
- greenhouse effect
二酸化炭素やメタン、フロンなどのガスが大気中に増えると地表の熱が宇宙空間に放散しにくくなり、大気が温暖化する現象をいう。温室効果を持つ気体を温室効果ガスまたは温暖化ガスといい、ビニルハウスのガラスやビニル膜と同様な働きをする。最も排出量の多い温室効果ガスには二酸化炭素があり、メタンガスやオゾン層を破壊するフロンガスなどは量が少ないが強力な温室効果を持つ。これらのガスは太陽光の主成分である紫外線の一部や可視光線を通す一方、地表から宇宙に出る赤外線(熱線)を吸収する性質があり、一層温室効果を増大させる。
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