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投影法

よみ
とうえいほう
英語
projection

 立体空間にある加工物の位置、形状または寸法を正確に平面上に描き表す方法を投影法という。図のように、空間を互いに直交する二つの平面に4等分し、この分割された空間を右上より左回りに、第1象限、第2象限、第3象限、第4象限とすると、このとき、第1象限に置かれた加工物を平行光線で水平面、垂直面に直角な平行光線で投影する方法を第1角法といい、第3象限に置かれた加工物を平行光線で水平面、垂直面に直角な平行光線で投影する方法を第3角法という。

 

 ここで、加工物が垂直面に直角な平行光線で投影された図を正面図といい、水平面に投影された図を平面図といい、垂直面と水平面の両側に、この2面と直角な面を考え、この面への投影を行えば、これを側面図という。

 

 JISでは、機械製図の投影法については、第3角法を原則として用いることとし、必要な場合には、第1角法を使用しても良いと規定する。

 

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