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構成刃先の防止法

よみ
こうせいはさきのぼうしほう

 構成刃先は、軟鋼、ステンレス鋼、黄銅およびアルミニウム等の柔軟性のある材料の切削のときに発生しやすく、そのまま切削を続けると切込みを深くしたりするために、仕上げ面を粗くしたり、寸法精度を狂わす原因となる。

 したがって、この構成刃先の原因の発生を防止することが重要であり、以下の事項が、その防止対策として考えられる。

 1.すくい角を30°以上とする。

 2.切削速度を速くする。

 3.刃先部分が被削材金属の持つ再結晶温度以上になるようにする。

 4.送りを大きくする。

 5.切削油剤を使って、その冷却作用により刃先の凝着温度以下とする。

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