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Interview Continental コンチネンタル・オートモーティブ 異業種出身者が続々と集う自動
運転技術のトップシェア企業

ドイツに本社を置く、自動運転技術のトップシェアカンパニー・大手自動車部品メーカーのコンチネンタル・オートモーティブ。国内外問わず、数多くの自動車に搭載される自動運転システムや先進運転支援システム(ADAS)を開発している事業部で、ソフトウェア部門の責任者と面接官を兼任する杉山氏と、エンジニアの働きやすい風土づくりに情熱を注ぐ人事部長・ミルハウス氏に、お話を伺いました。

  1. 01. 家電メーカー出身のソフトウェアプロジェクトマネジメント統括責任者が語る、異業種出身者が活躍できる理由
  2. 02. シリコンバレーのHigh-Tech企業から着想。人事本部長が語る、エンジニアが働きやすい環境。

家電メーカー出身のソフトウェアプロジェクトマネジメント統括責任者が語る、異業種出身者が活躍できる理由

PROFILE
コンチネンタル・オートモーティブ
シャシー&セーフティ部門 ビジネスユニットADAS
ソフトウェアプロジェクトマネジメント 統括責任者
杉山 治

日本車に搭載するADAS製品のソフトウェア部門を統括する傍ら、中途採用の面接官を務める。
自身も、2015年にソニーから中途入社した。前職ではデジタルテレビの組み込みマイコンのソフトウェア開発部長。

聞き手:長嶋 一樹(製造業専任コンサルタント)

自動車業界を中心とした製造業専任のコンサルタント。
日系完成車メーカーや大手自動車部品メーカーなど…採用支援した企業数は600社以上におよぶ。
業界・職種をまたいだ転職の支援経験も多数。

ソフトウェアエンジニアを募集しているADAS部門は、どのような部署ですか?

ビジネスユニットADASは、自動車に搭載する自動ブレーキやアダプティブ・クルージング・コントロール、自動駐車機能など…自動運転に関わるモジュールを開発しているユニットです。ドイツ本国で開発した製品を日本の市場向けにローカライズする役割を担っています。

新しい組織ですが、自社の利益はもちろん、自動車業界の今後を左右する事業として、社内でも重要視されている事業部の1つです。日本車といえば、世界トップクラスのシェアを持つ日本の基幹産業。そんな世界中に出荷される製品の、当面の目玉機能となるのは自動運転技術です。そんな注目のテクノロジーの実現を担っているわけですが、中でもカメラやレーザー・レーダーを用いて認知・処理・制御するソフトウェア技術は、まさに肝となる部分です。

数年前から当社では、日本のADAS部門を強化すべく、自動車以外の業界からもソフトウェア系、電気・電子系のエンジニアを積極的に採用しています。

実際に異業種から転職された方はどれくらいいらっしゃるのですか?

ADASユニットは社内でも特に異業種出身の者が多く、直近で入社した者の経歴は、テレビ、携帯、医療機器、カメラ、OAのイメージスキャナーなど様々。ここ数年、大手家電メーカーで退職者が増加した関係で、さらに異業種出身者の応募が増えていますね。

当社のように、大規模な組み込みソフトの開発を本国で行って国別にローカライゼーションをしていく…という構造は、業界によらずメーカーならばよくあること。ソフトウェア領域は、自動車開発の中でも特に異業種からの転職ハードルが低いのではないでしょうか。

コーディングばかりしていた人は少し馴染みませんが、グローバル体制の中でプロジェクトマネージャーをしてきた方はもちろん、そこまでの経験をお持ちでなくても、設計からインテグレーション、テストまで幅広く開発工程に携わってきた方や、特定の工程に強みを持っている方は、とてもフィットすると思います。

実は、かくいう私も2015年にソニーから転職してきた中途社員。前職ではデジタルTVの開発業務をグローバルで担当していました。転職理由は、開発部長に昇格すると共に国内業務の比重が増えてしまったこと。もっと国際的なダイナミクスを感じながら仕事をしたい…という私に、コンチネンタルはピッタリだったんです。

異業種の方を迎えるにあたって、
どのような教育・研修体制が整えられているのでしょうか?

コンチネンタルの研修は、かなり豊富です。まず、入社後3ヶ月はトレーニング期間。その後、ドイツ本国での研修や、プロジェクトを回すためのプロセストレーニング、事業部内での技術的なトレーニング、リーダーシップ研修など…段階に応じて様々な研修が用意されています。製品理解を深めるため、ソフトのエンジニアがハードの研修を受講したり、ハードのエンジニアがソフトの研修を受講したり…といったことも可能です。

数ある研修の中でも、特に異業種の方にとって重要となるのが、トヨタや日産、ホンダといった完成車メーカーごとの理念やポリシーに迫るクライアント別研修です。自動車は人命に直結する乗り物であり、高い安全性が求められます。そのため他業界の方からすると、品質要求の高さや検証の慎重さに戸惑うことも少なくありません。

そんなとき、クライアントがどんな想い・スタンスからこの要求をしているのか…自動車メーカーごとの背景を知ることで、かなり対応がしやすくなるでしょう。

私自身、転職するまで「コンチネンタルってタイヤのメーカー?」というレベルだったのですが、それでもしっかり務まるようになったのは、これら研修ラインナップのお陰でしょうね(笑)

杉山さんご自身の入社理由と、
コンチネンタルでソフトウェア開発を行うやりがいは?

テレビやパソコン、スマートフォンが登場したときというのは、人々の生活が大きく変わり、文明がブレイクスルーした瞬間でした。私にとって、ここで自動運転技術の開発を行うことは、そういう大きな節目に直接立ち会える、またとないチャンスだったんです。

加えて、自動運転や自動ブレーキの実現を通じて、交通事故を激減させ、人の命を守りたいというコンチネンタルのビジョンに共感したことも、入社の理由ですね。世界的に見て非常に力のある日本車のコアとなる技術を開発できるというのは、その社会的影響が身近なところまで届く面白さがあります。

例えば自分の作った製品を搭載したクルマを、自分や友人、親戚が購入する。乗っているときに、実際にシステムが作動すると、「ああ、自分の作った製品が、しっかり人々の命を守っているんだな…」と、とても感慨深い気持ちになります。夢の技術の実現と、人々の命を守ること…この2点に、私たちの仕事のやりがいは集約されるかもしれませんね。

異業種で働くエンジニアに何かメッセージをお願いします。

先ほどお話ししたとおり、自動車業界の中でも自動運転分野は、他業界とも技術的に共通する部分が多く、異業種からの参入ハードルが低いです。コンチネンタルはグローバル企業ではありますが、日頃やりとりをするスタッフは英語を第二言語とする者が多く働いていますので、完璧な英語力は必要ありません
自動車業界に詳しくないから…と尻込みせず、自動運転車の実現という夢のような技術革新の瞬間に、エンジニアとして立ち会ってみませんか?面接でお会いできるのを楽しみにしています。

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シリコンバレーのHigh-Tech企業から着想。
人事本部長が語る、エンジニアが働きやすい環境。

PROFILE
コンチネンタル・オートモーティブ
人事・総務本部
本部長
ミルハウス 邦子

2014年にコンチネンタル・ジャパンの人事総務本部長として入社。
自動運転技術の開発を見越し、人員計画の立案と採用活動に注力する。2017年、新オフィス移転を決断。エンジニア社員含め、全社員が働きやすい環境をつくるべく、自ら綿密なリサーチを行い、新オフィスのコンセプトメイク及び空間設計を担当した。

エンジニアに「働きやすい」と定評がある、現在のオフィスについて教えて下さい。

2004年に500名だった従業員数は2014年に1000名に。そして2017年、1500名を越えたのを契機に本社オフィスを移転しました。新オフィスのテーマは「Choice and Control」。社員は働く場所や勤務時間、休日などを自由に決め、仕事の進め方を自分でコントロールする。そして会社側はそれを全力でサポートする。そんな環境の実現です。

当社の従業員は、国籍だけで約30カ国、ソフトからハードまでさまざまな領域のエンジニアが在籍しています。出身も価値観も性別も異なる中、個人の価値観を尊重し、異なった考え方やワークスタイルを持つメンバーたちが快適に働ける選択肢を、制度や設備として用意したい…。「Future work」という企業コンセプトに相応しい、エンジニアがイノベーションしやすい環境づくりに注力しています。

コンチネンタルは自動車部品サプライヤーとして知られていますが、自動運転に関連するADAS、ITS(Intelligent Transport Systems - 高度交通システム)といった先進技術を担うテクノロジー企業へシフトしています。異業種のエンジニアが良い意味でギャップを感じない、そればかりか前職よりも良いと思ってもらえるような環境の実現を目指しました。今回の新オフィスの設計に際して参考にしたのは、シリコンバレーのHigh-Tech企業。実際に訪問し、この目でエンジニアを主役とした柔軟で働きやすいオフィスというものを見て、このオフィスの設計に落とし込んでいます。

具体的にはどのようなオフィス設備が整えられているのでしょうか?

フリーアドレスを取り入れたレイアウトに、座り姿勢のみならず立ち姿勢で業務が可能な高さを自在に調節できるシェアードデスクの導入で、メンバーはいつでも、社内の好きな場所で仕事をすることができるようになりました。加えてミーティングスペースや会議室は旧オフィスの2倍程度に拡充し、新たに部門同士の交流を提供するオープンスペース「コラボ・カフェ(Collabo Cafe)」を新設しました。

コラボ・カフェは、エアポートラウンジのデザインに着想を得たスペースランチや休憩などだけでなく、ミーティングや仕事など…幅広く活用できる社員同士の交流スペースです。

総合部品メーカーとして私たちが自動車メーカーに提供しているのは、様々な製品・技術が組み合わさった“システム” と自動車に関するトータルソリューションです。より良いシステムを実現するためには、各部門のアイディアが活発に交わり、掛け合わされる「横のつながり」が生まれやすい環境を整えることが重要です。コラボ・カフェは、普段は交わりのない社員やアイディア同士の偶然の出会いを演出する場として、非常によく機能しています。

制度面ではどのようなしくみが用意されていますか?

コラボ・カフェと似た狙いの制度で、部門間の異動を奨励する制度があります。この制度により、エンジニアは様々な部門を経験し、ビジネスユニットを横断した考え方ができるようになるため、異動者を受け入れたユニットにも自ずと新しい風が取り込まれることになります。

働き方の柔軟さという点では、フレックス制度と在宅勤務制度が上げられます。在宅勤務制度は、工場勤務の社員を除く正社員が月に5回まで利用可能です。情報セキュリティの安全性を考えて、勤務場所は自宅のみとしていますが、携帯電話とオフィスアプリケーション、チャット、オンライン会議システムによって、オフィスにいるのとほぼ変わらず仕事できる環境を整えています。

エンジニアから特に定評があるものは?

コラボ・カフェや在宅勤務といったご紹介したもの以外では、教育研修が挙げられます。中途で入社したエンジニアに驚かれることは、入社してすぐにトレーニングを受けられること。ソフトウェアエンジニアであれば、ポジション毎に求められるスキルや知識が明確になっており、必要なトレーニングを受けることができます。必要であれば、海外での研修も受けていただけますし、さらなるスキルアップを想定したジョブアサインメントも行っています

異業種の方を即戦力として採用しているからこそ、自動車業界の知識をお持ちでない方でも働きやすい環境を責任持って整えることが、私たちのつとめです。中途社員の方がいち早く自動車業界のことを理解し、ご自身のスキルや経験をフルに活かせるような環境をご用意してお待ちしています。

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