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【完成車メーカー・年収比較】トップは安定のトヨタ! 5年前比では三菱自動車が1位

[2017.01.19]
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日本の基幹産業である自動車業界。大小さまざまなメーカーが存在しており、技術者として働いている人も多い業界です。なかでも中核となっている完成車メーカーでは、一体いくらくらいの年収をもらっているのでしょうか?
日本の代表的な完成車メーカー7社の2015年度の平均年収を、5年前と比較しました。

リーマンショック後、各社の年収は順調に回復

5年前の2010年度は、2008年のリーマンショックから各社が立ち直り始めた年。平均年収は前年度に底を打っているとはいえ、まだまだ低い水準です。
5年かけてどこまで年収がアップしているか、具体的な数値を見てみましょう。最新の有価証券報告書のデータから各メーカーの平均年収と平均年齢をランキングにしてみました。
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予想を裏切らず、平均年収1位はトヨタで、851.9万円(平均年齢38.9歳)。2位の日産が795.0万円(42.8歳)、3位はホンダで772.9万円(45.0歳)です。トヨタとは、日産が56.9万円、ホンダは79万円の差がついています。
一方、7社中最下位は軽自動車が中心のスズキで、625.2万円(39.2歳)。トヨタとは実に226.7万円もの大差がついています。

年収アップ率は三菱、スズキ、トヨタが高い

今度は5年前の2010年度と比較して、各社の年収がどのくらい伸びたのかを見てみましょう。
下記のグラフでは、縦軸が2015年度の平均年齢、横軸が5年前と比べたときの年収のアップ率、そして丸の大きさが平均年収を示しています。

完成車メーカー・年収比較_図

もっともアップ率が大きいのは三菱自動車で、21.4%も上昇しています。ただし三菱自動車は、2016年4月に発覚した燃費の不正データ問題を受け、業績を下方修正し、給与カットも行われています。今後はこの平均年収の伸びにもブレーキがかかる可能性があります。

次いで年収がアップしているのは18.2%増のスズキ。平均年収では最下位でしたが、その分平均年収の上がり幅も大きかったようです。業績面では、インドを中心としたアジアが好調です。インドでは圧倒的ナンバーワンのシェアを握っており、今後も伸びていくことが期待できます。

平均年収1位のトヨタは、アップ率では3位の17.2%です。トヨタは円高やアメリカのトランプ政権の動きがどのよう業績に影響するのかわからず、全体として先行きが不透明な状態です。業績や平均年収がどのように変化するのか、これからも注視が必要です。

年収が5年前と比べて上がっていないのは・・・

一方、年収のアップ率がもっとも低いのはホンダで、5年前と比べて5.6%の増加にとどまっています。現在の平均年収がリーマンショック前を上回っていないのはホンダ1社のみ
また、平均年齢も1.7歳アップの45歳で、他社に比べて非常に高い水準です。ホンダは有給消化率が高いなど非常に働きやすい環境と言われており、勤続年数が23.8年と他社平均17.7年に比べて長いことから平均年齢も高くなっていると考えられます。

いずれの企業も、5年前に比べて平均年収をアップさせているものの、上がり幅はまちまちです。それでも現在はほとんどの企業がリーマンショック前の水準を上回る平均年収となっていることがわかりました。
今後、自動車業界での転職を考えている人は、年収の金額だけでなく企業の平均年齢や給与の伸び率にも注目してみてはいかがでしょうか。