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【自動車部品メーカー・年収比較】トヨタ系強し! 1位はデンソーの834.4万円

Female driving car. Vintage filter

自動車を1台作るには、小さな部品まで含めれば2~3万点もの部品が必要と言われています。日本の基幹産業である自動車製造を支える部品メーカーの従業員はどれくらいの年収をもらっているのでしょうか?


最新の有価証券報告書のデータをもとに、上場している自動車部品メーカーの年収を比較してみました。



年収1位はトヨタ系列・デンソーの834.4万円


平均年収で1位となったのは、トヨタ系でエンジンや電装品などに強みのあるデンソーで、834.4万円(平均年齢43.0歳)。
2位は独立系でワイヤーハーネス大手の住友電気工業788.0万円(41.9歳)、3位はトヨタ系で車体組立やコンプレッサーやエンジンの製造を行う豊田自動織機の778.9万円(39.0歳)です。
もっとも年収が低いのは、ホンダ系エンジン部品の田中精密工業で、516.2万円(42.1歳)。トップのデンソーとは、318.2万円もの差をつけられています。


自動車部品メーカー・年収ランキング


ランキングの上位にはトヨタ系メーカーが比較的多く、完成車メーカーの系列企業で年収700万円を超えているのはトヨタ系だけです。トヨタ系の部品メーカーは従業員数が1万名を超える企業が多いことも影響していると考えられます。
また、ホンダ系は社数がこの調査ではもっとも多い12社あるためばらついて見えますが、700万円超えは1社もありません。
日産系は25位のカルソニックカンセイ(623.8万円)、日産車体(615.4万円)の2社のみですが、いずれも平均年収は600万円台前半であまり奮わない結果となっていました。


また、ランキングに上げた系列企業はすべてグループの中心となる完成車メーカーより年収が低い結果となっています。


押し寄せる再編の波 自動車部品メーカーの動向は?


部品メーカーの業績は、製品の納入先である完成車メーカーの業績に大きく左右されます。以前はひとつの部品は特定の完成車メーカーに納入することしかできませんでしたが、最近ではメーカーを超えて異なる車種に共通の部品を使用する「メガプラットフォーム」戦略により、部品メーカーの生き残り競争も熾烈になりつつあります


日産は1999年にカルロス・ゴーンが最高執行責任者に就任して以来、部品の調達先の見直しを行い、系列企業の株式も手放してきました。さらに2016年12月にはカルソニックカンセイの株式も手放すことが決まりました。
一方、ホンダもグループ外の企業から部品調達行うなど、外部との関係を深めています。


大手の系列企業だからといって、安泰とは言えない時代になっている自動車業界。今後は部品メーカーもどれだけ取引先を増やし、世界的な競争力を高めるかによって企業の命運が決まることになりそうです。

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